色彩心理学で長生きできる

「画家(がか)は一般(いっぱん)の人(ひと)より長生き(ながいき)をする傾向(けいこう)がある。」このことをある時(とき)、色彩(しきさい)心理学(しんりがく)の研究者(けんきゅうしゃ)が気付き(きづき)ました。歴史上(れきしじょう)有名(ゆうめい)な画家(がか)の寿命(じゅみょう)を見(み)てみても、ミロは90歳(さい)、ピカソは92歳(さい)、シャガールは98歳(さい)、ムンクが81歳(さい)となっています。日本(にっぽん)の画家(がか)も、平均寿命(へいきんじゅみょう)が50歳代(さいだい)だった時(とき)に、歌川(うたがわ)国貞(くにさだ)は78歳(さい)、葛飾(かつしか)北斎(ほくさい)は88歳(さい)まで生き(いき)たことが判明(はんめい)し、とても長生き(ながいき)をしたということが分かる(わかる)と思い(とおもい)ます。これは偶然(ぐうぜん)と言っ(といっ)てしまえばそれまでかもしれません。しかし、表(ひょう)にしてみると明らか(あきらか)な違い(ちがい)が出(で)てきたそうです。例えば(たとえば)、子ども(こども)は多少(たしょう)具合(ぐあい)が悪く(わるく)ても、絵(え)を描い(かい)ているうちに元気(げんき)になるという子(こ)が多い(おおい)そうです。絵(え)を使っ(つかっ)て言葉(ことば)では言え(いえ)ない気持ち(きもち)を表す(あらわす)ことで癒さ(いやさ)れ、気持ち(きもち)が再生(さいせい)されるのではないかと考え(かんがえ)られているそうです。現代(げんだい)社会(しゃかい)はストレスが多い(おおい)と言わ(いわ)れています。皆さん(みなさん)も色彩(しきさい)心理学(しんりがく)を使っ(つかっ)て、ストレスを感じ(かんじ)た時(とき)に、気になっ(きになっ)た色(いろ)で絵(え)を描く(かく)と、気持ち(きもち)がリフレッシュされるかもしれません。では、日本人(にほんじん)が好き(すき)なインテリアカラーは一体(いったい)何でしょう(なんでしょう)か。日本人(にほんじん)の約(やく)4割(わり)が茶色(ちゃいろ)系(けい)を好む(このむ)とされています。次いで(ついで)多い(おおい)のは白(しろ)の2割(わり)だそうです。熱帯(ねったい)地方(ちほう)にある国(くに)では赤(あか)やオレンジ系(けい)が好ま(このま)れますし、寒冷地(かんれいち)帯(おび)にある国(くに)では緑(みどり)や青(あお)系(けい)が好ま(このま)れるのだそうです。これは自然(しぜん)環境(かんきょう)や、そこに住む(すむ)人々(ひとびと)の肌(はだ)の色(いろ)や瞳(ひとみ)、髪(かみ)の色(いろ)も感覚(かんかく)に影響(えいきょう)を与え(あたえ)ていると考え(かんがえ)られるでしょう。これを考える(かんがえる)と、温帯(おんたい)地方(ちほう)に住む(すむ)日本人(にほんじん)が、自分(じぶん)の肌(はだ)の色(いろ)に近い(ちかい)中間色(ちゅうかんしょく)を好む(このむ)のもうなずけます。畳(たたみ)の色(いろ)やヒノキの色(いろ)なども、日本人(にほんじん)が最も(もっとも)安心感(あんしんかん)を抱く(いだく)色(いろ)だと言え(といえ)るのではないでしょうか。実験(じっけん)でも、筋肉(きんにく)の緊張感(きんちょうかん)をほぐして弛緩(しかん)させる働き(はたらき)がベージュ系(けい)にはあると証明(しょうめい)されており、忙しい(いそがしい)日本人(にほんじん)にとってはリラックスできる色(いろ)と言(げん)えるでしょう。色彩(しきさい)心理学(しんりがく)を学ぶ(まなぶ)と、こういうことも分かる(わかる)ので、日常(にちじょう)生活(せいかつ)にとても役立ち(やくだち)ますね。

色彩心理学

「画家は一般の人より長生きをする傾向がある。」このことをある時、色彩心理学の研究者が気付きました。

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